【USUM】配達員乱数
色カプレヒレの配信が始まったので需要があれば参考程度にどうぞ。
今回はカプレヒレを例にやっていきます。
基本的に身内向け自分用メモと思って書くので敬体・常体混同してたりするのであしからず。またわからないところあればDMとかで聞いて下さい。
目次
使用ツール
・3DS RNG Tool v0.9.7.1
・NeedleRead1.1
・偽トロ
3DS RNG Toolはずっと古いバージョンを使ってるためそれ以降のバージョンを使ってる場合多少違う所もあると思います。
偽トロはあればかなり便利。
NeedleReadは偽トロと合わせて使えば針読みがめちゃくちゃ楽になるので導入し得。
下準備
乱数を開始する前にツールと本体の準備があるのでまずそこから。
本体設定
本体はまず起動後手持ちを5匹以下にしてから、オハナタウンのポケモンセンターへ行き以下の画像のポジションでセーブして準備完了です。
前にテテフ受け取ってそのままだからレヒレ受け取れないんだけど…って人はタイトル画面→不思議な送り物→カードアルバムをみる
受け取りたい贈り物を選択し、いれかえるから1番目を選択
このような配置になればレヒレが1番目に受け取れるようになります。
次にツールの準備。
3DS RNG Tool設定
3DS RNG Toolを起動し左上のタブのEvent RNGを選択。
最初に左のEvent Setting欄のSpeciesをTapu Fini にし、of Random 31 IVsの欄が3になってるのを確認。(ここを3にしないと個体値3V固定の乱数にならないので注意)
PID TypeをShiny、Ability LockedとGender Lockedにチェックを入れEvent Setting欄の準備は終わり。
次に中央のFilters欄の設定です。ここは狙う個体の情報を入れる欄なので各々で違うと思いますが今回はA0 めざ炎 臆病という条件で。
そのためにはAtk欄の左を0、右を1にしHidden PowerをFire、NatureをTimidに設定しLvが60になってるのを確認し準備完了。
一応めざパのタイプと性格は複数指定できるので控えめと臆病とりあえずどっちか狙いたいなぁって人はどっちもチェック要れておくといいかも。
最後に右のRNG Info欄ここはFrame Rangeの上限を変更するのですが、自分は100000にしています。上限が大きければ大きいほど検索範囲が広がりヒット件数も増えますが動作が重くなる又、後述しますが待機時間が長くなる可能性があるので何回も試行回数重ねる上ではこれくらいが現実的かと。
そしてof NPCsの欄に3と入力すれば完了。
※ここからは偽トロ使う人向け。
偽トロとNeedleReadの設定。
偽トロは下画面を分離し横に並べておく、NeedleReadを2重起動し上画面をタイトル・下画面をQR偽トロにし規定の場所に録画窓をセット。
上画面
下画面
同時に録画してると動作が遅くなることがあるので使わないときは切るようにしましょう。
実践
配達員乱数は他のUB野生乱数や固定乱数よりも難易度が高く、多くの試行回数が必要となると思います。実際にやる工程としては、初期SEED特定→該当個体特定→現在SEEDから該当個体まで消費→受け取る→初期SEED特定→…という繰り返しです。順に説明していきます。
初期SEED特定
ここからは偽トロがない人は肉眼で確認もしくは録画して一時停止しながら針読みすることになりますがやり方は同じです。
1、まず、3DS RNG Toolの左上のToolsからGen7 Main RNG Toolsでこのようなツールを立ち上げます。
2、タイトル画面から1度Aボタンを押しロード画面へ。
その時、一瞬映る時計マークの最初の位置を見るのを8回繰り返します。
3、Gen7 Main RNG ToolsからFind Initial Seed via clock hands(初期SEED特定モード)に切り替え、Start Position(起動時End Positionにチェックが入ってるので要確認)に切り替える。
4、InputBox欄の針一覧から該当の針を順に選択し入力していく
このとき下のResultsの該当SEEDが1つ出れば初期SEED特定は完了。
該当SEEDが複数個出てくる場合はもう1回タイトル→ロード画面で針読みをし入力すると1つに絞れます。(基本的に8回で絞れるが10回必要なときもあり)
目標個体の決定
次に狙う個体を決めていきます。
個体条件は前項の準備で決めてあるので右のRNG InfoのFrame Rangeにチェックが入っているか、FiltersのDisable Filtersのチェックが外れているか確認してから右下のCalculateをクリック。(2回目の以降の試行の人はこの2つを要チェック)
すると該当個体が下の欄に現れます。
出てこない場合は初期SEED特定からやり直しです。
このように連番で該当個体がいる場合はいいSEEDを引いたと思って大丈夫です。
単騎だとずれることがあるのでこのようなSEEDが出るまでやり直すのがおすすめです。
狙う個体を決めたら該当個体の欄を右クリックしSet as Target Frameを選択。これでING Info欄のTarget Frameに該当個体のフレーム数が入力されます。
目標個体までの消費
大体起動時の消費数は400~600の間になっています。
そこから目標個体まで消費しなくてはいけないのですが目標個体までの消費数が何万となるとその場で待機しててもかなりの時間がかかります。
そこで使うのがフェスサークルです。
フェスサークルに入ってそのままの画面ではおよそ210(消費/秒)
城内ではおよそ350(消費/秒)
なのでこれを利用していきます。
実際の消費に入ります。
1、まず、目標個体の消費数を確認します。
上の画像では3289で少なすぎるので例として68231とした場合。
メニューを閉じてから実際に受け取れるまでの時間を考え(目標消費数-2000)くらいをフェス内で消費します。
この場合だと66000で3桁以下は切り捨てでいいです。
66000÷350=188.57…なので188秒城内で待機すればいいことがわかります。
ですが、消費数がオーバーしては元も子もないので移動時間など加味して城内では大体180秒くらい待機で大雑把に消費していって大丈夫です。
2、本体起動後即フェスサークル内へ行きエメタイマーなどで計りながら消費する。
3、フェスサークル内での消費が終わったら即戻りQR画面へ移行。
4、現在SEEDの確認。
ここで大雑把に消費しどこまで消費が進んでいるか確認します。
やり方は初期SEED特定と同様に針を計測します。
ここでは下画面の針を見るのですが、QR画面でAボタンを押してるときに現れる針を読みます。
Gen7 Main RNG ToolからLocate Current Frame via QR(現在SEED特定モード)を選択し、その下の範囲をFrame Rangeと同じ上限の値を入力してから針を入力。
4回計測すれば候補が挙がってくるので複数候補があれば同様に5回目6回目と針を計測し候補が1つになるまで針を計測します。
候補が絞れた後、右下のStarting Frameの欄に入力されている数値が現在SEED及び消費数となります。
※補足※この画面ではAボタンもしくは虫眼鏡アイコンをタッチしない限り消費は進みません。
なので候補が1つに絞れても本当にこのSEEDが正しいのか怪しい場合はもう1度針を入力し1消費が増えていれば正しい現在SEEDだと判定できます。
5、ここで現在SEEDが目標SEEDの-1500~-1000であれば受け取りに入ります。
まだ消費が足りない場合はCalculateを押すとその場で何秒経つと目標消費数になるかわかるので逆算して消費しましょう。
大体受け取りに最短で10秒弱必要なのでこの場合10秒~15秒くらい通常画面に戻り消費します。
その後また現在SEEDを同様に特定します。
受け取り
現在SEEDが目標から-1500~-1000になれば受け取り作業に入ります。
先ほどのCalculateから残り時間を確認しそのフレーム数をエメタイマーに入力し、秒に変換を押す。
ここで~秒前からカウント開始の欄にNew3DSであれば3.3秒と入力します。
旧3DSは未検証ですが3.6秒と聞いたことがあります。
この秒数はQR画面から通常画面への暗転の時間なので3DS毎の個体差があるかもしれません。気になる方は各々調整してください。
QR画面からBボタンを押すのとエメタイマーの開始を同時に押し配達員に話しかけこの画面で待機。(日本語だとカプレヒレを受け取ったとかだと思います。)
右下の赤矢印が出るとAボタンが押せるようになります。
エメタイマーのカウント0分00秒00のアラーム音と同時にAボタンを押し受け取り個体を確認し狙った個体が出れば配達員乱数成功です。お疲れ様でした。
成功した場合(臆病31-0-31-30-31-28 めざ炎)
違う個体の場合はどれくらいずれたか確認しましょう。
失敗した場合
ここからが1番大事です。
まず、どの個体を引いたか確認します。
3DS RNG ToolからFiltersのDisable Filtersをチェック、RNG InfoのTarget Frame~±100FrameをチェックしCalculate
するとこのように該当欄に沢山結果が表示されると思います。
これは目標個体の±100にどんな個体がいるかを表しています。
Shift/Fが0の個体が目標個体なのでこの前後から今回引いた個体を見つけて行きます。
ここから+xフレームの個体ならもう少し早めに、逆に-yフレームなら遅めにタイマーをセットしようなど試行回数を重ねて極力Aボタンを押すタイミングを変えずに目標個体にヒットするタイミングを探していきます。
2回目以上やる人は次の項目も見てもらえると調整のヒントになると思います。
これで一連の流れは終わりです。
Markについて
ベベノム乱数をやった人や色々な配達員乱数記事を見てきた人なら思うところがあるところだと思うのでそこについて。個人的な見解もあるので間違ってたらごめんなさい。
基本的に色々言われているのは目標個体の前後Markの欄が?であれば目標消費数+xにしてやる。Markの欄が-であればそのまま。ということ。
そしてこの+xがその記事ごとによってバラバラなのでどれがいいのかわからない点。
まず、この現象が起きる理由がNPCの瞬きにより消費の進み方が変わるからなのでこの乱数みたいにNPCがいればいるほど安定化するのは難しいということ。
なので自分は目標個体前後の個体Markが?であるもののみで乱数をしそこからどれくらい消費数に加えるか考えました。
自分は+12でした。他の人は+15だったり+45幅が大きすぎここまで分かれる明確な原因はわかりませんが3DSの個体差だったりボタンを押す手癖だったりカウント開始秒数の違いだったり色々考えられるので、あくまで参考程度にプラスする消費数を見ながら自分のを見つけるのが最善だと思います。
最後に
何回やっても上手くいかないわって人もいるとも思いますが、この記事はあくまでやり方を書いてるだけに過ぎないという点を理解していただけると嬉しいです。結論としては言えることはうまく噛み合うまで試行回数重ねるしかないってことです。
やり方はこの記事をベースにしてもらって試行回数の重ね方や最適化などは他の方の記事を参考にし合わせて使ってもらえると嬉しいです。
またわからない点などがあれば質問していただければできるだけ答えます。